2023年05月09日 16:17

滋賀県彦根市のふくなが皮膚科では、医師の雇用に関して、様々な雇用スタイルが存在する。その一つが「のれん分け」。これは、ふくなが皮膚科の「やり方と在り方」全てのノウハウを提供し、雇用のその先、開業したい街の地域医療を一緒に創造し、貢献していくもの。
同院では、医療はインフラの一つであると考えており、良い医療は良い街を作る上で必要不可欠。そのため医師として専門性や自らを高める姿勢を常に持ち続けることは当たり前だが、その当たり前をやり続けるのは簡単ではない。そこで当たり前をやり続けれる「在り方とやり方」を、見て学び・実践して自分のものにしてほしいと考える。
スタッフ教育で学ぶのは、ふくながBOOKの活用、業務フローの活用、朝活方法、スタッフが講師になりスタッフを研修する方法、独自の組織図など。見ただけではわからない、真似をしようと思っても真似できないスタッフ教育システムを体感してもらい、実践してもらう。
また開業地を選定し、開業可能性があれば、一緒に開業準備をし、分院として開業する。運営を軌道に乗せた後、「医院をのれん分けするのか(買取独立)」「分院として続けるのか」を選択。のれん分け後も、日々更新されるノウハウや医師同士の交流の場は無料で提供し、スタッフ研修や業務フロー改善などの経営支援も行う。のれん分けまでの流れは、経験等により1~3年で実現可能。なお5月以降、院内見学を随時開催する。