2023年05月08日 09:52

forentは、同社が運営するキャンプ場予約サイト「ExCAMP」が、北海道旅客鉄道(JR北海道)が実施する、「JR北海道 廃線跡地活用イノベーションプログラム」に採択された。
アウトドア特化の宿泊予約サイト「ExCAMP」は、遊休地、別荘、コテージなどを一時的にキャンプ場として貸し出すことで遊休資産を有効活用して収入を得たい人(オーナー)と、自然豊かな土地やコテージなどでキャンプを楽しみたい人(キャンパー)の双方のニーズをマッチングする、遊休地・遊休施設のシェアリングエコノミーサービスだ。この事業を通し、地方で深刻な課題となっている耕作放棄地、所有者不明の土地、空き家の問題の解決を目指している。また、遊休地活用を通して、様々な地域の人々と連携し、「キャンプ×地方創生」に取り組み、地域経済の活性化に寄与する新たな体験価値の提供をしている。
JR北海道の廃線跡地活用イノベーションプログラムは、2019年3月に鉄道事業を廃止した石勝線(新夕張~夕張間)、2021年3月に鉄道事業を廃止した日高線(鵡川~様似間)の廃線跡地の有効利用が目的。今回のプログラムを通して、同社のこれまで蓄積したアセットを有機的に活用し、廃線跡地を活用したキャンプ場の開発を行い、JR北海道をはじめ、事業者・自治体と連携し、地域の魅力を発信する拠点の創出の具体的な検討を進めていく。