2023年05月08日 09:50

LANDMARKは、事業拠点の静岡県三島市で、ビジネスマッチングアプリ「FLAG」を使用し、人材交流を目的とした実証実験を5月1日から、三島駅南口1キロ圏内の5つのコミュニティで開催する。
地方は人口減少や高齢化により、地域づくりの担い手不足という課題に直面しているが、移住希望地ランキングで2年連続日本一の静岡県には首都圏からの移住者など、変化を生み出す人材が入り始めている。同事業ではアプリを活用し、コワーキングスペースやゲストハウス、コミュニティスペースといった三島に点在している拠点と、そこに滞在している人の情報をリアルタイムで可視化。三島の地理に明るくないビジネス客などの市外来訪者と地元人材が興味や目的をきっかけに繋がり、交流を活性化させることで街の賑わい創出を目指す。期間中はビジネスパートナーを探している起業家やフリーランス、キャリアチェンジを考えている人などが参加予定で、コラボイベントや事業の創出などが見込まれる。
1月には、焼津市の協力のもと駅南口3キロ圏内にある複数のコミュニティで、「FLAG」を活用した人材交流の検証が行われた。結果は全31日間で、市外からの133人が訪問、うち10%が再度訪問し、新たな事業を創出するなどの効果があった。同社は同事業を通じて、市内イノベーションをより一層加速させ、活力ある地域社会の実現を目指していく。