2023年04月11日 15:55

横浜美術館と野村総合研究所は、スマートフォンまたはタブレット端末で横浜美術館コレクション作品を楽しむウェブ・アプリケーション「みるみるアート ここはどこ?」を共同開発し、4月11日より無料提供を開始する。

横浜美術館と野村総合研究所は、それぞれが持つ専門性をより良い未来の創造に活かすため、共にフィールドワークやリサーチを重ね、このアプリの開発に取り組んだ。同アプリでは、1万3000点を超える横浜美術館コレクションから、西洋画、日本画、写真、版画など9点をセレクト。作品に登場する人、物、場所、時代などを旅するように巡りながら、自由に想像を広げ、デジタルならではの新しいアート鑑賞体験を存分に楽しめる。

「ここはどこ?」という問いから鑑賞をスタートすると、まず出会うのは作品の部分的な拡大図。そこから順に視点を動かしながら全体像へと進む。いち早く答えを見つけるのではなく、隅々までじっくり観察して、問いを立てながら考える癖を身につけるのは、教育現場で求められている「これからの学び方」。このアプリは、そんな学びを体感してもらえるように設計した。10歳の子どもが理解できるやさしい日本語による説明に加えて、大人も満足できる充実の解説や、豆知識も装備。子どもから大人まで、多くの人々に試してもらいたい美術鑑賞アプリだ。アプリのURLにアクセスすれば、ダウンロード不要で簡単に利用できる。

料金は無料。提供期間は4月11日~2024年3月31日。

みるみるアート ここはどこ?