2023年04月11日 09:01

阪急阪神不動産とアジラは、2020年12月より、大型ショッピングセンター「阪急西宮ガーデンズ(本館)」において、数十台の防犯カメラに、アジラが開発・提供する「AI警備システム「アジラ」」を導入。「転倒」等の警備対応が必要となる事象の検知について、一定以上の性能に達していると認められたことから、同施設の全防犯カメラ(約300台)に導入を拡大。本格運用に向けて更なる検証を進めていく。
また新たに、商業施設「ハービスPLAZA ENT」において、アジラが2022年12月にリリースしたラインクロス検証機能(設定ラインを跨いだ人数をIN/OUT両方でカウント)等の行動認識AIソリューションによる人流解析の実証実験を開始する。
「AI警備システム「アジラ」」は、既設の防犯カメラシステムをAI化できる施設向けAI警備システムで、カメラ映像の中から異常行動(転倒、ケンカ、破壊行動)や不審行動(ふらつき)など、通常の行動から逸脱した「違和感行動」をリアルタイムに検知・通知することが可能。
ハービスPLAZA ENT地下2階に設置したカメラに、アジラが開発・提供するラインクロス検知機能等の行動認識AIソリューションを導入することで、店舗前の通行者数及び店舗への入店者数、その性別や年齢などの属性、複数カメラ間での同一人物検知による買い回り行動データの取得・解析を行う。この実証実験から得られる知見を活かし、利用客・入居テナントにとって、より魅力的な施設運営を目指していく。実施期間は3月1日~5月31日。