2023年04月10日 16:03

ディープラーニングを用いたAIの研究開発・AIソリューション提供を行う東工大発ベンチャー「ネフロック」は、4月12日~14日にインテックス大阪で開催される「関西物流展」に出展。現場業務に最適化したOCR「EdgeOCR」のデモンストレーションを行う。

物流や小売などの現場には、まだ多くの手入力/手書きの業務が存在し、効率化が求められている。しかし、これまでのOCRサービスはPC作業を前提とした事務業務向けが多く、手軽さとスピードを求める現場では向いていない場合があった。また、現場の用途が多様なため、既存のOCRでは対応していない・精度が出ないなどの悩みも存在している。

「EdgeOCR」は、物流などの「現場」に最適化したOCR。一般的なクラウド型OCRは、クラウドを経由するためタイムロスが発生するが、「EdgeOCR」はスマホ上で処理が完結するため、読み取り速度わずか0.1秒という圧倒的な速度を実現。英数字はもちろん、日本語もバーコードも読み取ることができ、手書きやさまざまなフォントにも対応を広げている。

さらに「EdgeOCR」は、ニーズに合わせてAIのカスタマイズも、各種デバイスへの組み込みも可能。加えてすでに使用している端末や現行のシステム上でそのまま使えるため、導入コストを抑えられる。超ハイスピードな読み取りと、高精度・簡単・現場に合ったカスタマイズで、現場に負荷を掛けることなく業務を加速させる。