2023年04月10日 15:39

中小製造業の生産性向上とDXを推進するテクノアは、4月10日より、「プラッとものづくり」の全国サービスを開始する。「プラッとものづくり」は、ものづくり相談者とものづくり事業者、そして、ものづくり事業者同士がつながるDXプラットフォームサービス。
中小製造業の集積している東京都大田区では、長年、「仲間まわし」と呼ばれるネットワークが築かれてきた。例えば、自社では一部の加工しかできなくても、近くの工場に工程をまわして、発注された製品を完成、納品する。しかし、大田区でも昨今の人手不足などで、町工場は減少してきた。
そこで、こういった課題をITの力でサポートすべく、大田区、大田区産業振興協会、町工場連携企業であるI-OTA、そしてテクノアが連携。中小製造業同士の連携の強化及びワンストップ型ものづくりを実現する、デジタル受発注プラットフォームを「プラッとものづくり」を利用して推進する。
つながりを持った登録者同士での相談や見積などの情報はクラウド上で共有できる。電話やFAX、メールなど個別のやり取りが不要になることでDXを推進。相談者は受発注の有無に関わらず、利用は無料。「こんなものを作りたい(作って欲しい)」というアイデアを持つ相談者と、高い技術を持つ事業者がものづくりでつながり、シナジー効果を生み出す。また、事業者同士も繋がることで、情報共有が簡単になり、DX(デジタルトランスフォーメーション)が推進される。