2023年04月04日 09:47

M-aidは、日本電気(NEC)と連携し、AI技術を活用した企業・健保向オンラインによる特定保険指導サービス「Healthy Lab Coacing」を4月より本格提供する。
同サービスは、M-aidが企業や健康保険組合向けに開発した健診結果の管理等を行うヘルスケアDXシステム「Healthy Lab」と、NECのAI技術「異種混合学習技術(注2)」を活用した「NEC健康結果予測シミュレーション」との連携により、健診結果のデータ取得からAIによる分析・保険指導・行動変容の促進までをワンストップで提供することに加え、クラウド型保険指導システムも活用してオンラインで保険指導を行うサービス。同サービスを2022年4月から先行導入している企業の健康保険組合では、導入前と比べ保険指導参加率・完了率ともに向上の傾向が見られたことを受け、今後、M-aidはNECとの共同事業として、東海地域を中心とする企業および健康保険組合へ同サービスの導入拡大を目指す。
近年、企業および健康保険組合が、社員およびその家族の健康をマネジメントして健康維持・増進を図ることで、医療費削減や生産性アップ、企業価値の向上を推進する「健康経営」への関心が高まっており、社員の健康に対する意識改革・行動変容のための仕組みが求められている。加えて、新型コロナウイルス感染拡大の影響等により、対面での保健指導の実施が難しく、保健指導の参加率向上と効果的指導に向けた新たな施策が求められていた。