2023年04月03日 15:08

木村情報技術は、3月24日に開催されたメディカルトリビューンの創立55周年記念行事の会場として、メタバースプラットフォーム「KIMULAND(キムランド)」を提供した。メディカルトリビューンがメタバース空間でイベントを開催するのは初めてのこととなる。

当日は、メディカルトリビューンの社員約100名がアバターでメタバース空間に集合。会の冒頭では、参加者はメタバース空間の講演会会場に集まり、メディカルトリビューンの丸林社長から創立55周年を迎えての挨拶や、新しい企業ロゴ等について発表があった。会の後半では、参加者は展示会場に移動し、各部署の紹介ブースを回ったり、会場外のメタバース空間をそれぞれに楽しみながら散策したりと、交流を深めた。

同社は支社を含めて全国各地に約130名の社員がおり、全社員が一堂に会する機会や場を設けることは簡単ではない。しかし、メタバースは仮想空間上で全社員が同じ時間・体験を共有することができ、リアルではなかなか実現が難しい大きなイベントの実施を叶えることができる。

このたび活用された「KIMULAND」内のブースやアバターは、デザインの自由度やカスタマイズ性が高い一方で、機能がほどよく絞り込まれ、多機能すぎない。そのため使い勝手が良く、メタバースに触れたことのない社員でも操作しやすいことが評価され、このたびの利用が決定した。