2023年03月29日 19:54

Z会は、ワコムとの協業により、「手書き×デジタル」を活用した学習のための新機能を2023年度4月から導入する。
Z会グループとワコムは、2020年10月に業務提携契約を締結して以来、教育分野における「手書き×デジタル」を活用した学習サービスの共同開発を進めてきた。このたび、中学生タブレットコース・高校生タブレットコースの「Z会学習アプリ」に、ワコムのデジタルインクテクノロジーを活用した新たな機能を導入し、受講者に提供する。
学習者がタブレットに書き込んだデジタルインク量を集計することで、自身がどれだけ「手書き」学習に取り組んだかを、学習者が視覚的に把握できるようになる。また、学習を重ねることで蓄積されたデジタルインク量を移動距離に換算してユーザが日本各地の名所を巡る演出も施されており、学習に継続的に取り組む意欲を引き出す。
「Z会学習アプリ」の特長の1つに、「手書き」による答案の作成から、答案の提出・復習までをタブレットで取り組む添削問題がある。このたび、学習者が作成した答案の筆跡データを取得・解析することで、答案の復習の効果・利便性のさらなる向上を実現する。30秒ほどの筆跡データに圧縮して再生する動画を通して、学習者は自身が作成した答案の作成過程を振り返ることができるようになる。また、筆跡データの解析を通して答案の作成に時間を要した箇所を把握し、復習に活かすことができるようになる。
対象コース「中学生タブレットコース」、「中高一貫コース」、「高校生タブレットコース」となる。