2023年03月28日 09:46

Shibuya Startup Deck(SSD)は、活動部会のひとつであるスマートシティ部会から、自動販売機活用プロジェクト~Empower with Shibuya~に参加するスタートアップの募集を3月27日より開始する。
SSDは、渋谷区と民間企業の産官連携でスタートアップをサポートするコンソーシアム。今回の自販機活用プロジェクトのテーマは「スマートシティ×SDGs」だ。渋谷だけではなく日本中の街中に数多くある自動販売機。スマートシティの取り組み推進には街の諸課題解決に対して、ICT等の新技術を活用しつつマネジメントが行われ、全体最適となることが必要であるものの、新しい設備を一から建設することは金銭面・環境面様々な点で難しい。そこで、街中にすでに設置されている自販機というアセットを活用し、街の諸課題を解決する取り組みを実証する。
SDGsという観点で渋谷を見渡すと、喫緊の課題としてごみ問題が挙げられる。渋谷にはリサイクルボックスから溢れかえったごみを捨てる場所がなく、カラスがそれを啄む等、二次被害へと拡大しており、街のイメージダウンにつながっている。今回の取り組みでは、日本のスタートアップエコシステムを代表する街渋谷区から、日本独自の文化といえる自動販売機を活用し、スマートシティ×SDGs分野でのこれからのスタンダードとなり得る新しい取り組みを発信していく。
スケジュールは、公募開始3月27日、参加表明申込期限4月7日17時。