2023年03月27日 15:26

徳島県は、山で育ち、山を熟知する「金太郎」が「森林土木」の魅力や「森林(もり)づくり」の大切さを紹介する「ショートムービー」を今年度制作していたが、このたび完成。3月17日15時より公開中。

本県の中山間地域では、「過疎化と高齢化」が急速に進行している。「持続可能」な森林基盤整備を確保するためには、地域の建設業界における「担い手の育成」などの「ソフトパワー強化」が不可欠。そのため、「新たな担い手育成対策」として、子供の頃から「土に触れ」、森林土木の魅力を「体感し」、「学べる」、「新たな森林環境教育」である「土育(つちいく)=土を通じて、人を育てる」を展開する必要がある。本動画は、その一環として制作された。

動画では、日本人に馴染み深い、童話の主人公である山で生まれ育った「金太郎」が大人になり、マサカリ建設と言う架空の会社に就職する。金太郎が県内各地の「森林土木」の現場で活躍する姿を通じ、子供から大人まで、広く県民に「森林土木」と言う仕事を身近に感じてもらう内容となっている。同時に、豊かな自然環境のもとで働くことの楽しさや、森林の大切さを知ることもできる。

なお、動画で使用するBGMは、森林整備課職員全員で作成した思いの詰まった内容となっているという。今後は、徳島県公式SNSや動画共有サイトなどを通じて、県内外を問わず、多く人に見てもらえるよう、分かりやすくPRしていく。動画はこちら