ハート出版は、人気の神仏研究家・桜井識子さんの「開運に結びつく神様のおふだ」を重版出来する。コロナで参拝に行くことができない中、「おふだ」を家に飾りたいという声が多く、その扱い方に特化した内容となる。

シリーズの中でも一番ニッチなテーマだった「おふだ」にまつわる本。まるまる一冊がおふだについて。この本が発売となった2020年はコロナ禍の真っ只中であり、当時参拝はおろか外出もままならない状況だった。「自宅でも神社仏閣の波動に包まれたい」「コロナから家族を守ってほしい」というニーズに応え、実は簡単なおふだの扱い方から、神社によって違う波動の効能についてなど、おふだのことがすべてわかる一冊となっている。

「お守り」と「おふだ」の役割はどう違うのか、購入した神社によっておふだの効果は違うのか、神社系統別に、神様に聞いてきた。おふだに関する気になるあれこれがスッキリ解決する。さらに第3章では、大人気の牛頭天王も登場する。

おふだからもらえるよい効果は「願掛け」とは関係がない、ということ。神社で縁結びをお願いして、おふだを購入した、そのおふだを飾っておけば縁結びが叶うのかといえば、そうではない。縁結びをお願いした神様の波動が健康長寿によい効果がある波動だったら、おふだを置くことで体の調子がよくなる。こちらが願っていることに対応しているのではなくて、「おふだ自体が持つ波動」の作用だ。

「開運に結びつく神様のおふだ─神社別おふだのごりやく」は1600円（税別）。