NOT A HOTELは、NOT A HOTELアプリのAIコンシェルジュ機能をリリースした。GPT-3.5系の技術を活用した「学び、成長していく」AIコンシェルジュ。キャラクターデザインを手掛けるのは、アーティストの長場雄さんだ。

NOT A HOTELは、新しい家の持ち方を実現するProptechスタートアップ。自宅や別荘のように資産として保有でき、相互利用可能な物件を年10日単位からシェア購入できるプラットフォームを提供している。この度オーナー及び宿泊者の体験向上のため、予約からチェックアウトまでをサポートするAIコンシェルジュ機能をリリースした。宿泊する人々が利用できる。

Dialogflow CX (Google Cloud)と GPT-3.5系 (OpenAI)および LangChain、pgvectorをはじめとする種々のテクノロジーを組み合わせて開発されたAI「Kevin」は、予約リクエストから、チェックアウトまでをサポート。「Kevin」とチャットするだけで、宿泊予約の変更、朝食や夕食のリクエストなどを完結させることができる。これらの業務をAIが担うことで、現地スタッフがよりきめ細やかなサービスや接客を提供することにつなげる。

またGPT3.5は、Chat-GPTにも組み込まれている大規模言語モデル。当日の天気やホテル周辺の観光地情報などを、インターネットから探し出してきて回答する。今後「Kevin」以外のAIコンシェルジュも追加し、ユーザーが自分と気の合うコンシェルジュを選べるようになる予定だ。