「ヨネ」株式会社は、Bridgehill ASと日本企業では初めてとなる代理店契約を締結し、4月1日より同社のファイヤーブランケットを販売する。

Bridgehill社のファイヤーブランケットは、1500度の燃焼温度にも耐える炭素系素材グラファイトを採用している。そのため、ガソリン車火災はもちろん、1000度を超える高熱を発しながら長時間燃え続けるEV（電気自動車）火災やリチウムイオンバッテリー火災でも十分耐えられる。このファイヤーブランケットで火災車両を覆うことにより、瞬時に火や煙、有毒ガスを内部に閉じ込め、ガソリン車／ディーゼル車の車両火災であれば、20分ほどで消火に至らせる事が可能。

また従来の水・泡消火薬剤による消火方法では、放水中に有害物質を含む煙と消火に要した汚染水が大量に発生するが、このファイヤーブランケットは水を一切使わず、煙も発生させない。そおため、従来の消火方法と比較して非常に環境にやさしい消火方法となる。

取扱いはシンプル＆スピーディー。スマートバッグ（収納袋）からファイヤーブランケットを取出し、広げて対象物を覆うだけ。あとはファイヤーブランケットを車両と地面に密着させ、そのまま火が収まるのを待つ。ファイヤーブランケットで覆った状態で消火するまで置いておく、または消火隊が到着するまでの火災制御方法として活用するのも一手。大きさは6×8m、定価70万円。