2022年12月21日 12:48

Terra Motorsは、コインパーキング向けにEV充電インフラ「Terra Charge」新無料プランの提供を開始した。

日本政府はカーボンニュートラルの実現に向け、現在3万基ほどに留まるEV普通充電設備を、2030年までに15万基まで増やすことを目標に掲げている。2022年、経済産業省は充電インフラの拡充の補助金として65億円を投じており、補助金活用により、充電インフラの整備が進んでいる。一方で、EV充電インフラのための補助金には、5年前後の保有義務期間があるものが中心。一時的な遊休地活用策であるコインパーキングにおいては、2~3年前後で土地の用途が変わることが多く、これまでEV充電インフラ補助金の活用は困難であり、EV充電インフラの導入が進まないという課題があった。

テラモーターズでは、高性能かつ安価なEV充電インフラ「Terra Charge」を独自開発しており、新プランでは、コインパーキングにハードの無料提供を開始する。設置工事はコインパーキング事業者の負担だが、既設でも新設でもプラン対象となるため、特に新設の場合、他工事との同時施工によってさらに導入ハードルが低減。他駐車場へ移設すれば、コインパーキングから用途変更をしたいという場合にも、追加費用等の請求はない。コインパーキング特有の電気容量・スペースへの課題もクリアする「Terra Charge」によって、充電インフラの拡充を促進していく。

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