2022年12月14日 12:55

Automagi(オートマギ)は、荷物情報収集アプリケーション「Logi measure(ロジメジャー)」の精度向上と、計測結果の調整機能の追加を発表した。
近年、EC市場の拡大や新型コロナウイルス感染症の影響による巣ごもり需要で、国内の宅配便の取り扱い個数は増加傾向にある。しかし、少子高齢化に伴う労働人口減少などの社会課題を抱えるなか、荷物の急増による物流業界の人手不足はさらに深刻さを増している。このような背景を受け、同社はスマートフォンで荷物を撮影するだけで、自動でサイズの計測と荷物情報の読み取りができる荷物情報収集アプリケーション「Logi measure」を開発し、2021年10月より提供を開始し、物流業界のDXを推進し業務効率化を支援している。
今回、「Logi measure」の計測精度が大幅に向上。定形物の計測誤差±1cm以下を達成した。これにより、人が手で計測した場合とほぼ同等の計測が可能になり、手作業で一つひとつ測る必要があった荷物の計測時間を約20秒から約1秒へと削減することが可能となる。さらに、計測結果を手動で調整できる機能も追加、大型荷物の計測や複数荷物の同時計測が可能になった。例えば、小型の重機やパレット単位での計測、積み重なった複数荷物のうちの一部を計測するといった使い方が可能となり、より物流現場での実用性向上が見込まれる。