2022年12月13日 15:24

TISは、360度実写動画をベースに作成された観光名所や商業施設のバーチャル空間をアバターで自由に回遊できる、スマートフォンアプリ「BURALIT(ブラリト)」をリリースする。
「BURALIT」は、360度カメラで撮影した動画や静止画をベースに作成されたバーチャル空間で、観光名所や商業施設などのスポット内をアバターで自由に回遊するバーチャル観光メタバースアプリ。ユーザーは行きたい場所を選び、360度自由な視野で風景を楽しみながら、流れる水の音や鳥のさえずりなどの音を聞いていきいきとした現地の様子を感じることができる。アバターを使って寺社のお参りなどの疑似体験をしたり、地元住民ならではの解説を聞いたり、ガイドブックに載っていないような隠れた魅力を教わったりすることも。
また、バーチャル空間内では、ボイスチャットやリアクションを使ってユーザ同士や観光施設などのスポットオーナーとコミュニケーションしながら、観光や買い物などを楽しむことも可能。今後「BURALIT」では、日本全国の様々な地域、スポットをバーチャル空間化し、多くの地域の魅力をユーザーに届けられるようにコンテンツを拡充する。
12月上旬よりAndroid/iOS対応の体験版アプリをリリースし、京都府京都市伏見区深草地区、大阪府高槻市、福島県喜多方市の3エリアのバーチャルコンテンツを順次公開していく。また、コミュニケーション方法やアプリの品質を強化するなど、アプリ自体をブラッシュアップしていく予定。