2022年12月05日 09:15

コンポスペットは、デジタルコンポスト「コンポスペット」のCAMPFIREクラウドファンディングを12月1日に公開した。

日本の家庭からの生ごみの排出は766万トン。このほぼ全てが焼却処分されている。昨今、地球温暖化などで環境問題が注目され、家庭で生ごみを堆肥にできるコンポストへの興味が高まっている。しかし、コンポストは「やり方がわからない」「においや虫が心配」「置き場所がない」という課題がある。この課題に対し同社は、IoTセンサのついた室内用のデジタルコンポスト「コンポスペット」を開発し、CAMPFIREで発表した。「コンポスペット」のプロトタイプ品を約2カ月間試用、コンポストデータ、アンケート、ヒアリングにより改良につなげる。

「コンポスペット」にはセンサがついており、コンポストの中の状態がわかるようになっている。コンポストの中の微生物が活発に活動しているのか、それとも弱っているのか、センサのデータによって判断することができる。また、コンポストはにおいが心配だが、容器の二重構造と光触媒による消臭機能によって、においが気にならない。コンポストのデータはアプリで確認でき、デジタルペットの「ボルボックスくん」が、コンポストのアドバイスをしてくれる。ボルボックスくんと一緒にコンポストを育てることが可能だ。コンポストの内側の容器は鉢として使うことができるので、できた堆肥と土を混ぜて、季節に合った野菜を育てることができる。

リターン例は、「プロトタイプ2カ月利用権+正式サービス時・1台優先購入権(30%オフ)」2万円など。2023年1月7日まで実施。

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