2022年12月01日 15:37

ネオジャパンが立ち上げた「NEOビズコミ研究所」では、第1回「チャットツールに関する実態調査」に続き、ビジネスチャットの使われ方をより深く洞察するため、第2回調査を実施。どんな絵文字が「好感が持てる」のかを調査した。
それによると、多くの世代から支持された最強の絵文字は「にこにこ絵文字」であることが判明。反対に、部下や後輩から上司への頼み事の際の「よろしくお願いします」についても聴取したところ、こちらも1位は「にこにこ絵文字」だった。
また、2位にランクインした「おじぎする人絵文字」も世代問わず人気だった。日本で育まれてきた「人にお願いする時はへりくだる」気質が、チャットツールの時代にも脈々と受け継がれているのかもしれない。逆にビジネス利用で避けたい絵文字としては、上司から部下への「ありがとう」と、部下から上司への「よろしくお願いします」。また、「目がハートの笑顔絵文字」が、「不快に感じる」ランキングトップとなった。
さらに、絵文字に頼らず地の文で思いを表現する場合、どんなテキストが好感度が高いのか、「ありがとう」と「よろしくお願いします」双方で調査した。「ありがとう」に関しては、世代を問わず「ありがとう!!」が人気。世代差が出たのが「よろしくお願いします」で、40~50代のベテラン世代が「よろしくお願いします」と、文末に何もつけないシンプルさを好んだのに対し、20~30代の若手世代は「よろしくお願いします!!」と、前のめりな印象を好む傾向が浮き彫りになった。