2022年11月15日 16:30

大田区商店街連合会の主催する商店街次世代リーダー育成塾に「お歳暮文化を刷新する」というテーマで、大田区内の4店舗が集合。お歳暮を贈るプロセスや想いを見える化した「感謝を伝えるお歳暮ムービー」を制作した。

室町時代にお供物を贈る習慣から始まったお歳暮だが、いつの時代も一番大切なのは、そこに込められた感謝の気持ち。普段何気なく通っている近所の商店街で、店主に相談してみたり、相手の顔を思い浮かべてみたり、贈るプロセスを楽しみながら、自分だけの贈り物を探してみてほしい。そうした思いから、大田区の商店街から「今年1年、ありがとう」の気持ちを込めたお歳暮を発信する。

たとえば、「世界で一つのプレゼント 北嶋屋」は、創業明治初期の五代目酒屋北嶋屋によるもの。同店は、名前やメッセージの入った、世界で一つの酒を作ることができる量り売り酒屋。ここでしか手に入らない酒を試飲し、お好みの形のボトルに瓶詰めし、筆を使ってオリジナルラベルを作成することができる。今回は大好きな祖母への感謝の気持ちを込めて、娘と孫でオリジナルのラベルを作成し、お歳暮を贈るプロセスを見える化した。

また「陶美」の「陶器で生活を美しく 陶美」は、上京し、新たな1歩をふみだした息子が、離れ離れに暮らす父と母への1年の感謝の気持ちを、陶美のマグカップに込めて贈ったストーリー。そのほか、店主からの感謝の気持ちが込められた「ありがとうをカタチに 東京蔵屋敷.com」や、「サンキューペイント SOYLABO!」も公開中。