2022年10月26日 16:27

セガ エックスディーとあさひ会計は、インフォグラフィックサービス「町ちがいさがし」を共同開発。一般公開の第一弾として、情報開示と財政健全化に向けた取り組みを強化している山形県金山町と連携し、公開した。
金山町は、山形県東北部に位置し、農林業を主要産業に町土の78%が山々に囲まれ、美しい四季の移ろいが感じられる人口およそ5000人の町。金山杉を使った白壁と切り妻屋根をもつ、在来工法で建てられた金山住宅、また石造りの大堰(おおぜき)と呼ぶ農業用水路に錦鯉の放流や街並みなど、美しい景観で有名。
このたび、財政健全化に向けての展開や税収の使い道についての情報を積極的に開示する中で、今回あさひ会計と共に、地方公会計財務書類のインフォグラフィック化を行った。この冊子の表・裏表紙は、現在の町と20年後の町の「まちがい探し」になっており、冊子を読み進めることで、答え合わせの過程で町の取り組みや財政状況を知ることが可能。現在、展開されている施策や税収の使い道が未来の町にどのような変化をもたらすかをゲーム感覚で楽しみながら理解を深めることができる。
このインフォグラフィックは冊子にまとめ、住民に向けて配布。「町ちがいさがし」をきっかけに、自分が住む町への愛着形成や、地域の課題に対し当事者意識が芽生えるきっかけの一助になることを目指して作成された。今後は、地域の将来を担う学校教育にも転用を検討している。