ホテルニューオータニ（東京）のメインバー「バーカプリ」では、ホテル館内の食品残渣（生ごみ）由来の有機堆肥で育てたキウイフルーツを使用した新作カクテル「Re.Green」を12月6日～2023年1月31日までの期間限定で販売する。

世界最大級のバーテンダーコンペティション「ディアジオワールドクラス2019」で部門優勝、総合第5位を勝ち取った吉田宏樹さんが、カクテルを通してSDGsに取り組む「サステナブルカクテルシリーズ」。シリーズ第5弾では、ホテル館内のレストランから出る食品残渣（食品廃棄物）由来の有機堆肥を使用して栽培された「キウイフルーツ」を主役に、カクテルとしての美味しさを追求した新作を用意する。

ホテルニューオータニでは1日約5トンの食品残渣が排出されるが、そのすべてを有機堆肥へと変えるコンポストプラントを1999年より館内地下に導入。契約農家の人々と連携することで循環型リサイクルシステムを構築し、生ごみの100％リサイクルを実現している。

『Re.Green』はそのコンポストで生まれた有機堆肥育ちのグリーンキウイを使用し、ビタミンと食物繊維豊富な、環境と身体にも優しいエコ＆ヘルシーカクテル。キウイと合わせるのは、1日当たり約500ml余るビールを使用したオリジナルの「ビアスパイスシロップ」。ウイスキーを使用しない微アルコールも用意しているので、お酒の弱い人も愉しめる。

「Re.Green（リグリーン）」はアルコール2500円、微アルコール2000円。サービス料別。販売期間は12月6日～2023年1月31日。※仕入れ状況などにより、数量限定となる可能性あり。