2022年10月18日 19:40

角川文化振興財団は、「ところざわサクラタウン」内、「角川武蔵野ミュージアム」1Fのグランドギャラリーにて開催中、巨大映像空間へ没入する360度体感型デジタル劇場「ファン・ゴッホ―僕には世界がこう見える―」の会期を、2023年1月9日まで延長する。

フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)が見た世界を追体験する本展覧会は、3つの会場に分かれている。第1会場は「体感型デジタルアート」。会場の壁と床360度に投影された映像と音楽で、彼が見た世界を再現しながら、情熱的な画家の人生を辿る。正しい鑑賞方法は存在せず、映像空間の中で、歩き回り、立ち止まり、ハンモックやクッション、椅子に座り、鑑賞者の感性の趣くまま自由に楽しむことができる。第2会場は「ファン・ゴッホの手紙」。知っているようで知らないファン・ゴッホの生涯を、年表と手紙を元に辿る。

第3会場はフォトスポット(無料エリア)。一面のひまわり畑が来場者を迎え、ファン・ゴッホの自画像や絵画のひまわりとともに、花束や麦わら帽子、セルフィースタンドを使って写真を撮影できる。場内では一部を除いて自由に撮影ができ、各会場で撮影された写真はSNSなどに数多く投稿されている(※動画撮影、フラッシュ撮影は禁止)。

「ファン・ゴッホ―僕には世界がこう見える―」は2023年1月9日まで、チケット価格はオンライン購入の場合、一般(大学生以上)2200円、中高生1800円、小学生1100円、未就学児無料。当日窓口購入の場合、一般(大学生以上)2400円、中高生2000円、小学生1300円、未就学児無料となる。