2022年09月26日 09:21

法研は、9月12日、「マンガでわかる 中高年のADHD・ASD 生きづらさ克服ガイド」を発刊した。

本書は、精神科医のやさしい解説とともに、「みんなの発達障害エピソード」をマンガで紹介するシリーズの最新版で、今回は40代以上の大人・中高年のための、発達障害の特性を持つ人が生きづらさを改善して自分の居場所を見出していくためのヒントがいっぱいの一冊となっている。

年齢を重ねると、若い頃とは悩みや困りごとは変わってくるもの。最近、「生きづらい」と感じる理由は、年齢を重ねたためなのか、時代の変化のせいなのか、それとももともとあった発達障害がかかわっているのか…幼年期、学齢期に発達障害への理解が一般的に普及していなかった世代では、大人になってから初めて自分が発達障害であることに気づいた人も多い。発達障害があっても軽度だったり、自分自身の努力でなんとかコントロールしていた人は、年齢を重ねて心身の調子が変わってくると、それまでできていたことができなくなったと感じることもある。発達障害は典型的な特性はあっても、あらわれ方や受け止め方、困難感、受けられるサポートは人それぞれ。本書は、多様なケースを紹介しているので、いろいろな視点で発達障害をとらえることができ、そうしたなかから発達障害への理解を深め、自身の環境をよりよくしていくためのヒントを得やすくなっている。中高年期を迎えた人が、それぞれの困難感を緩和して、より快適に人生のステップを上がっていくための、工夫や考え方をやさしい文章と豊富なマンガで紹介する。

定価は1760円(税込)。発売日は9月12日。

商品紹介HP