2022年09月20日 19:48

10月1日、新潮社はオンライン学習サービス「新潮社 本の学校」を開校する。それに先立ち9月20日、プレオープンし、特別講義として2講座の配信を開始した。

新潮社は昨年、創業125周年を迎えた。世紀を二度またぐ長い期間、世界は変容し、文学をめぐる環境はその相貌を大きく変えたが、同社では、作家が紡ぐ言葉を、本の形で読者に届け続けてきた。豊かな物語が詰め込まれた「本」の魅力を、さまざまな切り口で伝え、分かち合い、そして、新しい本の世界の扉を開くきっかけにしたい。「新潮社 本の学校」はそんな思いから生まれた。

開校時には、「業界随一の評価を誇る、新潮社校閲部のベテランによる校閲講座」「数多くの美しい本を生んだデザイナー集団、新潮社装幀室OBによる装幀講座」など、125年の歴史と実績に裏打ちされた講義を用意。今後も新講義を続々生み出していくとともに、映像アーカイブも充実させ、いつでも、どこからでも学べる「オンラインの学び舎」を提供する。

ここには、装幀・組版・校閲・編集をはじめとする、一冊の本に込められた、さまざまな知恵と技術があり、作家の言葉が溢れている。「新潮社 本の学校」は、本を愛するすべての人々に、開かれた場をめざす。講義1コマは90分を基本としており、受講した講義のアーカイブ動画は原則として何度でも視聴可能。受講料は3500円(税別・1コマ90分の基本料金。複数回割引あり。教材費別)。詳しくはこちら