2022年09月16日 12:07

京都文学レジデンシー実行委員会は、「第1回京都文学レジデンシー」を、10月1日〜21日にかけて開催する。

京都文学レジデンシー実行委員会は、世界の作家・詩人・日本文学翻訳者が京都の街なかに一定期間滞在して構想・執筆する環境を整え、読者を含めた文学の担い手たちとの交流の場を設けることを目的に、2021年に発足した。日本と海外の作家と翻訳家が京都に滞在し、自由に執筆する、日本初の文学レジデンシーの試みとなる。立命館大学、龍谷大学、京都芸術大学、京都大学の文学者を中心に、京都市、文化イベント企画運営事務所MUZ ART PRODUCE、書店CAVA BOOKS関係者らが実行委員を務め、運営に当たる。

2021年度からの開催を目指していた京都文学レジデンシーだが、世界的な新型コロナウイルス感染症の流行により2021年度の開催は延期とし、代わりに「紙上レジデンシー」として雑誌「TRIVIUMU トリヴィウム」を3月に刊行した。そして今年度、「第1回京都文学レジデンシー」を対面で開催。国内外から招聘した6名の詩人・小説家・翻訳者が京都に滞在し、創作活動を行うほか、オープニング・フォーラムをはじめとしたイベントを実施する。参加作家6名を交えたオープニング・フォーラムでは、それぞれの作家活動、京都での予定について話してもらい、参加者からの質問も受ける。

オープニング・フォーラム参加費は無料(要事前申込)。開催日時は10月2日15時〜17時。場所は、香老舗 松栄堂・薫習館(京都市中京区烏丸通二条上ル東側)。オンライン視聴も可能。

申込はこちら(9月30日まで)