2022年09月15日 15:48

クタニズム実行委員会は、10月15日~12月11日、「九谷焼」の魅力を発信する芸術祭「KUTANism(クタニズム)」を、九谷焼の産地である能美市・小松市を舞台に開催する。2019年に始まったKUTANismは、今年で4回目。本年は「産地を、旅する。」をテーマに、色あざやかな焼き物「九谷焼」を見る、知る、めぐる、様々なプログラムを届ける。
本年は、能美市と小松市の二拠点で展覧会を実施。KAM能美市九谷焼美術館|五彩館|で開催する九谷焼作品展「名工選「NEXT九谷vol.IV」展」では、「個性創造」をテーマに46名の作家が参加する。また、九谷セラミック・ラボラトリー(小松市)で行う「クタニの道具展」では、九谷焼をつくる過程で欠かせない「道具」が主役。実際の職人や作家が使用する様々なツールを、そのプロセスとともに紹介する。両展覧会の相互割引も実施。
さらに、能美市と小松市の両市で展覧会を行うことから、より多くの人に産地内をめぐってもらうため、旅行プランの提案や会場をつなぐモデルコースとスタンプラリーを実施する。今回、九谷焼の産地の魅力を広くPRするため、3つのプランを用意した。
加えて、九谷焼の魅力をより多くの人に身近に感じてもらおうと、楽しく・分かりやすいシンポジウム、九谷焼とその土壌である産地を掘り下げるトークショーや、「ユニバーサルな茶碗」を用いたお茶会を行う。詳しくはこちら。