2022年09月12日 15:09

Agrieeは、衛星データを活用した作物の生育評価システム「GrowthWatcher」のリリースを発表した。畑に植えられた作物の状況確認は人の目に拠って行われていることが多いため、状況確認をするためには頻繁に現場に足を運ばなくてはならない。多くの圃場を管理する大規模生産法人では、状況確認のためだけにも多くの労力、コストをかけなくてはならない現状がある。
GrowthWatcherは、畑の状況を可視化することが出来るシステム。衛星データを活用しているため、労力をかけることなく、2~3日に一度、畑の状況を確認することが可能。いつもと違う状況が確認された際にはアラートを発出、通知することが出来るため、活用することで現場まで足を運ぶことなく、畑の状況を把握・可視化することが出来る。そのため、見回り業務にあてる労力、コストを削減することが出来るようになる。
また状況把握は、地域、作物、栽培時期など、それぞれで実施するため、現実に即した判断を行うことが出来る。さらに畑ごとだけでなく、エリアとしての状況把握も可能。「GrowthWatcher」では作物の生育状況を定量的に数値化して通知するため、集出荷、購買に関わる業務を効率化。さらに、データ活用型の農業を展開したい、今後試してみたい、と考える生産者にも役立つことができる。