2022年08月30日 12:52

ArtXは、8月30日、ギャラリーとコレクターを繋ぐアートのプラットフォーム「ArtX」β版をリリースした。
ArtXは、「世の中を実験しよう。」をミッションに掲げるアイザックが生み出したさまざまなSaaS事業の内の一つ、アート業界のDXを目指す事業を専門に行う子会社だ。2021年の「アートフェア東京2021」ではコロナ禍であるにも関わらず、来場者数は前回(2020は中止)よりも減少したものの売上高は最高額を記録した。とはいえ日本のアート市場規模は世界全体の1%未満となっており、日本国内のアート市場活性化が課題となっている。同社は日本国内のアート市場活性化を目的として、ギャラリーやコレクター、アートを楽しむ生活者の利便性を高めるためのプラットフォーム「ArtX」を開発した。
「ArtX」は、アートギャラリーやファン向けのオンラインストアを中心としたプラットフォーム(6月にリリースした「ArtXCloud」はプラットフォーム「ArtX」の管理側のクラウドサービス)。ギャラリーは「ArtXCloud」を利用するだけで、作品や顧客管理のほか直接コレクターやファン向けに作品を販売することやイベント情報の発信などができる。「ArtX」を利用するギャラリーが増える程、「ArtX」で閲覧・購入できる作品が増えるのでコレクターやファンが喜ぶ。また、展覧会のスケジュールもギャラリーを跨いで確認できるので、ファンは都度ギャラリーサイトを訪れる必要はない。