2022年08月30日 09:32

日本イトミックは、宿泊施設向け電気瞬間湯沸器を10月1日より新発売する。
日本の多くの宿泊施設で採用する、セントラル給湯(24時間施設内にお湯を循環させ保温する方式)は、稼働率を問わずお湯を作り続ける必要があり、一定のランニングコストがかかってしまいう。また給湯用の配管にかかるメンテナンス費用なども高額になる。新発売の「EIWXG300A1」では、局所給湯(客室内の個別給湯)に変更し、利便性を損なわずに「お湯が必要なときに、必要な分だけ電気を使う」給湯へ変更して、コスト削減を提案する。
電気瞬間湯沸器EIWXシリーズは4月1日に新発売し好評となっている。電気瞬間湯沸器は、本体に内蔵した電気ヒーターでお湯を使用する時だけ瞬間的に沸し上げる仕組みの湯沸器。火気を使わないので「安全」、燃焼ガスの発生がなく「環境に優しい」、保温に電力を使わないので「省エネ効果」が高く、また、貯湯タンクを持たないので、貯湯式電気給湯器と比較して設置スペースを削減できる。
昨今の日本では、とくに産業分野や民生分野における燃焼系の機器の転換、高効率化技術の進展が期待され、電気エネルギーの導入も広がっている。そのために国内唯一の電気給湯専業メーカーとして、脱炭素社会でこれから求められる市場ニーズに対し、さらに瞬間型電気温水器のラインナップを増やすことで、さらに社会貢献をできると考えている。
「EIWXG300A1」の希望小売価格は、オープン価格。10月1日より注文受付開始。