2022年08月26日 16:02

ミートエポックは、 産学連携事業として、安全でかつ迅速に熟成することができる日本初の熟成製造技術「エイジングシート」の製造・販売を展開している。この度、エイジングシートを使用した熟成肉の無人販売所「食肉ホルモンセンター」を、8月27日に新宿区にオープンする。

「エイジングシート」とは、肉の熟成に利用できる人体に無害な菌を純粋に培養し、回収した胞子を滅菌した布に付着させたもの。「エイジングシート」で包んだ肉は、付着させた熟成に必要な菌が短時間で増殖することで熟成を促すだけでなく、酸化速度抑制効果によって食品の変色・腐敗を遅らせる。

「食肉ホルモンセンター」は、室内に冷凍庫を設置。メインターゲットである主婦が冷凍庫の中に陳列した商品を実際に手に取り、商品を選び、会計までスムーズに行うことができるので、買い物のわずらわしさを軽減する。商品は全て同社が製造・販売している「エイジングシート」を使用して熟成させた発酵熟成肉。アミノ酸が約3倍となる「エイジングシート」で熟成させた、旨味が感じられる鶏・豚・牛の発酵熟成肉各種を約100gの個食パックにして1000円(税込)で販売する。

小分けにされているため、必要な分を解凍し使えるので、調理が便利。安定的にロスなく製造でき、且つ、無人型店舗とすることで人件費削減を行った結果、よりリーズナブルな価格での熟成肉の販売が可能となった。今後、「食肉ホルモンセンター」は、3年以内に10店舗の出店を目標として展開する。