2022年08月26日 12:22

Terra Motors(テラモーターズ)は、郊外型レストランに対してEV充電インフラ「Terra Charge」の導入提案を開始するにあたり、先着で100基の無料提供を行なう。
同社は、2035年までに乗用車新車販売における電動車比率を100%とする政府目標の実現に向けて、日本のEV化を進めるために、特に既設分譲マンションでの合意形成課題を解決する、導入無料のEV充電インフラ「Terra Charge」事業を4月にスタートした。EVの充電設備だけでなく、充電時間の設定や料金決済を行う専用アプリ、管理クラウド、サービスの導入のための説明、充電設備の設置工事、ハードおよびソフトの管理運営までを一貫して担っている。既設分譲マンションについては続々と導入が決定しているため、既設分譲マンション以外への導入提案を進めている。
外食産業は外出自粛などにより顧客数が安定しない昨今の情勢下において、集客施策を模索している。郊外型レストランは、顧客が自動車で来店することが多く、一定の駐車スペースが確保されており、EV充電インフラの導入に適しているが、導入にあたっての費用や手続きが課題となり、導入が進んでいないという背景がある。同社は先着100基の無料提供を行なうことで、郊外型レストランへのEV充電インフラ導入ハードルを下げ、日本のEV充電環境の拡充、脱炭素社会の推進を目指す。EV充電インフラは、スマートフォンアプリから利用が可能なため、あらゆるユーザーにとって使いやすく、管理者側も管理しやすいインフラを提供していく。