2022年08月16日 12:26

Studyplusトレンド研究所は、7月7日~8日、学習管理アプリ「Studyplus」上で、中・高・大学生ユーザーを対象に「オンライン授業に関するアンケート調査」を実施。「学校でのオンライン授業」に関しては3200人から、「塾・予備校でのオンライン授業」に関しては1253人から回答を得、概要を公開した。

まず、通う学校にオンライン授業が「ある」と答えた中高生の割合は10%前後。国公立の中学生で「ある」「以前はあった(現在はない)」と回答した割合の合計は38.3%、私立の中学生は合計62.7%だった。また、国公立の高校生では合計45.4%、私立の高校生は合計69.1%となり、それぞれ、私立の方が約25%上回る結果に。大学生は、現在もオンライン授業を「ある」と回答した割合が高く、国公立では57.4%、私立では49.7%だった。

学校のオンライン授業に関して5階評価で満足度を聞いたところ、中高生は国公立・私立ともに中間点の「3」が最多。大学生は、満足度の高い「1」「2」の割合が中高生と比較して高い結果となった。学校のオンライン授業で気に入っている点/気に入っていた点でもっとも多かったのは、「通学時間がかからないこと」。全体で7割を超え、大学生では8割を超えた。一方、不満/不満だった項目1位は中高生は「画面越しで質問しづらいこと」。大学生は「先生やクラスメイトとの人間関係が築きにくいこと」という結果に。

なお、塾・予備校でのオンライン授業については、中学生は33.2%、高校生は37.4%が「ある」と回答。学校よりも、現在オンライン授業をやっていると回答した割合が高かった。