2022年08月01日 12:06

講談社は、個性豊かな島をキャラクター化した図鑑本「しまずかん」を8月1日(島の日)に刊行する。

本書は、裏名物の毒魚インガンダルマで注目の南大東島(沖縄県)、虫に食べられて消滅しそうなホボロ島(広島県)、築100年超の廃墟アパートが話題の軍艦島(長崎県)、日本一映える星空につつまれる竹富島(沖縄県)
など、キャラが強めな島たちを、ぜんぶキャラクターにしてみた。好奇心あふれる子どもから旅好きの大人まで楽しめる、まったく新しい島の図鑑だ。

島のキャッチコピーと、島の特徴が表現されたなんともいえないキャラクターが全50島。沖縄県の南大東島は、約4800万年前にパプアニューギア沖で生まれて、そこから地殻変動で一年に約7cmずつ動いてきて、今、沖縄県に位置している。動き続けている島なので、南大東島には足がついていて、歩いている。このように、本書はユニークな視点で描かれたキャラクターの魅力に溢れている。また、南大東島の裏名物の毒魚「インガンダルマ」など、驚きの島トリビアをクスッと笑える文章で紹介。インガンダルマは、全身が大トロのような脂身でできている深海魚で、とってもおいしいそう。でも、人間が消化できない脂だから、食べるとお腹を壊してしまう。さらに、日本の島だけではなく、「ブタの島」や「毒ヘビの島」など世界中の個性的な島も紹介している。島の空想4コマ漫画「しままんが」も掲載。「島がもし人だったら…」悲喜こもごもを情緒豊かに描いた。

定価は1760円(税込)。刊行日は8月1日。

「しまずかん」公式サイト