
QVCジャパンは、千葉県居住のウクライナ避難民にアパレルなどの商品455点を寄付した。
同社は、6月21日に千葉市役所を通じて、千葉市に居住するウクライナ避難民へ499点のアパレルやその他雑貨を寄付したが、今回ちばSDGsパートナー企業として千葉県庁と連携し、より広域の人々を対象に同様の寄付イベントを行った。
前回に引き続き、ウクライナより避難した人々が着の身着のまま日本に来たことを受け、日本の気候に合った、今からすぐ着られる夏物の衣服を中心に寄付することにした。また、ただ商品を渡すのみならず、母国を離れて日本で暮らすことへの不安に対して少しでもQVCとして寄り添い、同社が大切にする「ショッピングの楽しさ、人と人とのつながり」をより感じてもらえるようなイベントを企画した。具体的には、実際に同社オフィスの一室に洋服を展示し、避難民の人々とQVC社員がコミュニケーションをとりながら、洋服選びを自由に楽しんでもらえるようにした。加えて、家族や友人とさながら店舗でショッピングをしているかのような雰囲気作りにもこだわった。
同社は企業が当事者意識を持って「より良い世界」を作るために行動する「コーポレート・レスポンシビリティ」に取り組んでいる。PLANET(地球)、PEOPLE(人)、PRODUCT(商品)の3つのPの領域で行動計画を策定しており、今回の取り組みはPRODUCTの過程の中で役目を終えて不要になったものを地域貢献やDE&I(多様性を公正に受け入れる)を含むPEOPLEおよび廃棄物の削減を含むPLANETの領域で活かすという活動だ。