2022年07月25日 09:36

エフネスと、京都紋付は、ホテル・旅館向け黒染め事業に関する排他的独占代理店契約を締結した。
100年にわたる卓越した深黒加工の技術を有する京都紋付は、染色加工業(京黒紋付染め、アパレル製品の黒染め(OEM加工受託)、衣類の染替事業を展開。エフネスは、国内外の旅行会社に対する航空券・ホテルの卸売、観光産業向けクレジットカード包括加盟店事業、緊急出国・帰国対応BPO事業、観光産業向けプラットフォーム「トラベルビジョン」を運営している。
日本全国の宿泊施設数は約5.5万軒、部屋数にすると約170万室存在するとも言われている。その内の多くの施設で館内着や浴衣等が提供されているが、それらの衣料はシミや経年劣化による色あせ等により基本的には一定周期で廃棄され新品と入れ替わる。これまで廃棄されていた館内着を伝統的な「黒染」技術で生まれ変わらせ、継続利用することでホテル・旅館の廃棄物削減とCO2排出量の削減に貢献すべく、今回の締結に至った。
また、京都紋付のREWEARプロジェクト「K」とのコラボレーションにより、フロントや客室にて宿泊者が私服の黒染めをオーダーできるウェブサイトURLを案内し、受注に繋がった場合、宿泊施設にもコミッションが入る仕組みも準備している。
サービス内容は、館内着の染め替えと、宿泊者への黒染め提案に伴うコミッションスキームの提供となる。