2022年07月22日 19:35

ミズノは、スポーツ経験がなくても誰もが同じレベルで楽しめるスポーツ「500歩サッカー」のプログラムを7月25日から本格的に販売を開始する。
「500歩サッカー」は、世界ゆるスポーツ協会と共同開発した、歩数を制限して行う新感覚のサッカー。開発段階として2019年頃から、商業施設やイベントなどでプログラムのトライアルを実施してきたが、プログラム内容・デバイスが完成したため、商業施設や企業、自治体向けに本格的に販売を開始することになった。
「500歩サッカー」はミズノが開発した専用アプリが搭載されたスマートフォンと、アプリが連動して光るLEDポーチを腰の背中側につけプレーする。スマートフォンで歩数がカウントされ、1人500歩の持ち歩数が0歩になったら即退場となる。走るなど早い動きをすると、振動がスマートフォンに伝わり、その分歩数が早く減ってしまうため、体力や技術以上にチームでの戦略がカギとなる。残り歩数は自分からは見えない位置に表示され、チーム内で歩数を教えることが必要になるため、自然とコミュニケーションも生まれる。さらに、持ち歩数とLEDの発光色・演出が連動する仕掛けにより、参加者だけでなく観客も楽しめるようになっている。また、「500歩サッカー」で使用するボールは、当たっても痛くないクッションボールのため、性別・年齢関係なく一緒にプレーをすることができる。
今後、より多くのシーンでスポーツ体験の機会を創出できるよう、歩数制限のあるスポーツ「歩スポーツ」をシリーズ化していく。