2022年07月19日 09:11

出前館が運営するデリバリーサービス「出前館」は、7月14日、プラスチックごみの削減を図り、資源循環を促進するため、福岡県と「プラスチック代替品の利用促進等に関する協定」を締結した。
「出前館」は、アプリやサイトから簡単に注文でき、さまざまなシーンで活用可能な全国47都道府県に展開する国内最大級のデリバリーサービス。「出前館」は、福岡県と2021年11月に、高齢者が地域で安心して暮らせるようサポートする「見守りネットふくおか」の協定を締結し、連携をすすめていた。今回の協定の目的であるプラスチックの削減は、「国連持続可能な開発サミット」で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)に掲げられている項目の一つ。昨今のコロナ禍を契機とした生活様式の変化により、飲食店のデリバリー・テイクアウト容器、スプーン、フォークなどの使い捨てプラスチックの使用が増加しており、プラスチックごみが増加し、深刻な社会問題となっている。
そこで「出前館」と福岡県は、連携・協力して、「出前館」が運営する、仕入れサービス「仕入館」を活用し、飲食店及び飲食店利用者にプラスチック代替品の利用を促すため、「プラスチック代替品の利用促進等に関する協定」を締結することとなった。「出前館」が運営する「仕入館」は、エコ容器も豊富に取り扱っているため、飲食店に向けての柔軟なサポートが可能。同協定の締結により、プラスチックごみの削減を図り、資源循環促進に貢献していく。なお、福岡県との取り組みは今回で2回目となる。