2022年07月14日 09:10

第19回、「坊っちゃん文学賞」の作品を募集している。夏休みの新たなチャレンジとして、4000文字以内の文学作品を創作してみてはどうだろうか。

今回で第19回を迎える「坊っちゃん文学賞」は、市制100周年を機に、近代俳句の父・正岡子規を生み、明治の文豪・夏目漱石の小説「坊っちやん」に描かれた街という、松山市の豊かな文学的土壌を生かして、新しい青春文学の創造と本市の文化的なイメージを高め、全国にPRするため昭和63年に創設された。以降、18回・34年にわたって継続し、受賞後も活躍を続ける作家や、人気作品を生み出してきた。

第4回大賞の「がんばっていきまっしょい(作:敷村良子さん)」のように映画化やテレビドラマ化される作品も生まれ、第7回大賞受賞者の瀬尾まいこさんは、「そして、バトンは渡された」で2019年本屋大賞を受賞するなど、新人作家の登竜門ともなり、「ことばと文学のまち松山」を代表する取り組みの一つとなる。

令和という新しい時代の幕開けと共に「ショートショート」の文学賞にリニューアルした第16回坊っちゃん文学賞では、5628点、第17回では9318点、第18回では6952点と多数の応募が全国47都道府県および海外から集まり、大きな盛り上がりをみせている。誰もが気軽に書き始められる「ショートショート」は、書く楽しさを感じてもらいやすく、プロ・アマ問わず応募でき、会社員・学生・アルバイト・主婦など様々な人々が応募している。

第19回、「坊っちゃん文学賞」の応募締切は、9月30日。

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