2022年07月11日 09:09

ドウシシャは、「牛乳パック屋さんと作ったペーパーまな板」を7月上旬より発売する。

牛乳パックの素材は、紙とポリエチレンをラミネート加工することで撥水性・撥油性がある。水や油をはじきやすい性質を持っていることから、牛乳パックを再利用するまな板は今までも家庭の知恵として活用されていた。しかし、牛乳パックをしっかり洗浄して乾燥させる手間が面倒だと感じる人や、再利用することに抵抗のある人もいる。また、アレルギーなどを持っている人は、調理道具も配慮が必要となる。多くの人がより衛生的に使用できるように、今回牛乳パックを用いたまな板シートを開発した。

同製品は、牛乳パックと同じ素材を使っているため、一般的なシートと比較して厚手。そのためシートが切れてしまう心配が少なく、丈夫なペーパーまな板として使用できる。使用後、洗浄して古紙に出すことも可能。汚れのひどいものは、可燃ごみとして廃棄することができる。紙とポリエチレンをラミネート加工しているため、汚れがつきにくく様々な食材の下ごしらえに便利。また軽い汚れであれば洗って再利用できる。魚の処理や肉の下味付け、色移り・臭い映りのしやすい食材、汁気のある食材、長芋や里芋など粘り気のある食材、クリームなど油分の多いものなど、食材を選ばない。製品の中央・上下・左右、各部分に折り目がついており、中央部を折ることでフライパンやボウル等に移し替えるときに食材をこぼしにくくなる。また、上下・左右の折り目を返し、製品内の爪にはめ込むことで箱型にできるので、簡易バットや簡易皿として使うことが可能だ。

販売開始日は7月上旬。

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