2022年07月07日 15:39

CLACKは、貧困層の高校生にプログラミング学習支援をおこなう新規拠点を東京都品川区五反田に開設する。

CLACKは「生まれ育った環境に関係なく、子どもが希望とワクワクを持てる社会」を目指し、2018年より大阪府を拠点として活動を開始した。経済的な理由で進学を諦めて就職する場合、知識やスキルが不足した状態では収入が低い職業や非正規での雇用に繋がりやすく、大人になっても貧困から抜け出せない。この「貧困の連鎖」を食い止められる最終ラインが高校生だという仮説から、高校生に限定した支援をおこなっている。今回の東京拠点では、大阪拠点と同じくパソコンを無償で提供し、受講する教室への交通費も支給。授業料と教材費も無料となる。

高校生への支援活動例1「プログラミング体験会」は、「プログラミングって難しそう」と思い込んでしまう高校生の先入観を取り払うため開催しているイベント。楽しいゲームを通じて、プログラミングやITに興味を持つきっかけづくりをサポートする。高校生への支援活動例2「Tech Runway」では、3カ月間にわたって週に2回、プログラミングの授業を提供。修了時に習得できるのは、簡単なゲームやサイトを自力で制作できるスキルだ。高校生への支援活動例3「Tech Runway+」は、Tech Runwayを修了した生徒が希望した場合、より専門的な知識を学べるプログラム。3カ月間で、今後のキャリアを見据えた実践的なプログラミング技術を身につける。

CLACK