2022年07月06日 12:00

F-ZEROは、2~3トンサイズのEVトラックに対応可能な設備を持つ充電スポットをまとめた「EVトラック対応充電マップ」を6月30日に公開した。

同社は、排気ガスを出さないEVやFCVを使用し、CO2排出ゼロの「ゼロエミッション物流」事業に特化した物流専門カンパニー。EVトラックの導入障壁になっている一つは「充電が切れることなく、安心して運行できるか」。実際に大手食品メーカー、化粧品メーカーにヒアリングを行ったところ、「EVトラックを導入した場合、中・長距離輸送の際に、万が一でも充電切れが起こらないかという不安がある」と運用上の不安がみられた。そのような不安の解消を目的に、サービスとして同機能リリースにいたった。同サービスを通じてEVトラックの導入が促進されることで、日本における「ゼロエミッション物流」の浸透促進を期待している。

「EVトラック対応充電マップ」では、2トン~3トンサイズのトラック(小型トラック)が駐車可能なEV充電設備を備えたスポットをグーグルマップ上で閲覧することができる。また、EVトラック対応充電スポット一覧をリスト形式でも配布するので運行管理の参考情報として利用可能。まずは三重県を対象に、小型トラックが駐車可能なスポットを掲載している。今後は、他県の追加や大型トラックでも駐車可能なスポットの拡充など予定している。

「EVトラック対応充電マップ」サービスページ