2022年07月06日 09:57

シフトプラスは、マイナンバーカードを使用した本人確認や電子署名を行う公的個人認証が可能なスマホアプリ「IAM<アイアム>」を今夏提供開始する。
普及の進むマイナンバーカードについては、2023年4月1日時点で人口に対する交付枚数率が43.3%と毎年順調に伸びている。一方で、自治体などへのオンライン申請がコロナ禍の情勢もあって求められているが、法的な制約もあって、このマイナンバーカードを利用した「公的個人認証」による本人確認と電子署名が必要となっている。シフトプラスでは、こうした情勢で自治体からの要請もあり、大手通信会社と同アプリを共同開発することにした。
公的個人認証アプリ「IAM」は、マイナンバーカードを利用した公的個人認証をスマートフォンアプリで行うことで、従来はPCとカードリーダーが必要であった公的個人認証を、アプリのみで利用できるサービス。公的個人認証サービスとは、マイナンバーカードを利用し、オンラインで行政手続を行う際に、他人による「なりすまし」やデータの改ざんを防いで安全・安心に申請や届出を行うために用いられる手段。このアプリによって、この公的個人認証を手軽に利用することが可能になる。同アプリは、7月中にふるさと納税のワンストップ特例申請(寄附金税額控除に係る申告特例申請)で利用が開始される予定。その後、各種申請フォームとの連携を進めていく予定だ。