2022年07月04日 09:11

ソーシャルスポーツファウンデーションは、「スポGOMI甲子園2022・予選大会」を7月2日に島根県より順次開催する。
環境省の調べによると、世界では毎年少なくとも800万トンものプラスチックごみが海に流出しており、そのうち毎年2~6万トンのプラスチックごみが日本から流出していると推計されている(2010年時点)。海洋ごみの7~8割は、雨が降った際に路上のごみが川や水路に流出する街ごみが原因だ。しかしながら、一人一人のごみを減らす意識や行動がまだまだ低いのが現状だ。そこで、若い世代から環境意識を高めることを目的として、「スポGOMI甲子園」を開催。参加チームも年々増加傾向で、同プロジェクトへの関心度も高まっている。
「スポGOMI」は、企業や団体が取り組む従来型のごみ拾いに、「スポーツ」のエッセンスを加え、今までの社会奉仕活動を「競技」へと変換させた日本発祥の全く新しいスポーツ。この「スポーツ」と「社会奉仕活動」の融合により、「同じ目標へ立ち向かう」「チームで力を合わせる」「次は勝ちたいという気持ちが芽生える」など、競技者自身のごみ拾いへの価値観を一新させる。このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として開催する。
予選大会期間は7月2日~11月中旬(予定)。