2022年07月01日 09:56

TechMagicの開発した世界初のパスタ自動調理ロボット「P-Robo」は、プロントコーポレーションが6月30日に東京・丸ビルにてオープンする新業態「エビノスパゲッティ 丸ビル店」にて稼働を開始した。

「P-Robo」は、4つの鍋を同時に動作させ、人のブレなく、誰もが熟練の調理技術を再現できるため、高品質な商品を1食あたり最速45秒で調理が可能。独自開発の鍋とアームロボットを活用し、具材と麺をむらなく攪拌加熱することで、1時間当たり最大90食の調理が可能とした。調理を終えると鍋が盛り付け場所まで移動し、スタッフが皿に盛り付け、トッピング作業を行なう。鍋の洗浄はロボットが自動で行うシステムだ。スタッフが操作するインターフェイスは、使いやすさを追求し、「P-Robo」が今、何を調理しているか一目でわかるUIシステムを導入。レシピ情報の更新は調整可能となっている。

従来の店舗と比較し導入後は1~2人の省人化を想定しており、人手不足が課題の食産業において新たな労働力の創出を実現する。またwithコロナの現在では、厨房の密を回避に貢献することでより安全な店舗運営を支援していく。TechMagicは今後も、テクノロジーを活用して食産業の人手不足や人材育成問題等を解決することで、持続可能な食インフラの実現を目指す。

「エビノスパゲッティ 丸ビル店」所在地は、東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディングB1F。

TechMagic