2022年06月28日 09:52

東日本電信電話(NTT東日本)は、「ひかりクラウド電話」のラインナップとして、アプリや豊富な専用電話機など多様な端末での外線発着信を可能とする「ひかりクラウド電話 for Webex Calling」を6月30日より提供する。
新型コロナウイルスによるテレワークの定着に伴い、働く場所を問わないビジネス向けコミュニケーションツールが普及している。これらのツールにより、従来の固定電話では実現し得なかったコミュニケーション上の価値が顕在化しつつある一方で、乱立により固定電話も含めたデバイスやアプリなど、「複数のツールを併用・管理せざるを得ない」ことや、ツールの特性上「固定電話を受けるために出社が必要、取次が手間」といった課題もある。
「ひかりクラウド電話 for Webex Calling」は、Webex Calling(Cisco Systemsが提供するサービス)によってアプリで固定電話を発着信。オフィスに着信していた会社の代表番号をWebexで受けることが可能となる。場所を選ばずアプリで発着信が可能となるため、通常のオフィス勤務だけでなくテレワークなどでも固定電話番号を利用可能だ。オフィスへの着信をどこでも受けられるため、高頻度の外出や、離席時による固定電話の使用頻度低下という課題解決、BCP(災害時などの事業継続計画)対策にも役立つ。BYODで会社の電話番号を利用できるため、プライベートの電話番号を相手に知らせる必要や従業員が通話料を負担することもない。
提供エリアは東日本エリア全域。提供開始日は6月30日。