2022年05月31日 19:27

ビーガルは、自治体DXをサポートする、クラウドサービス「自治体申請ナビ」をリリースした。自社の電子ブック制作・配信サービス「Wisebook」を申請書式のデジタルブック化に活かすことで、申請書式の選択やクラウド上での記入と保存、自宅や役所での印刷までの一連の流れを簡便に行える。

「自治体申請ナビ」を利用する市民は専用WEBページにアクセスし、目的の申請書式を選んで記入する。入力が完了したら、そのまま印刷するか、役所へ来庁した際に専用端末でQRコードを読み込んで印刷。いつでも・どこでも自由に書式に記入できるため、わざわざ来庁して申請書を手書きで記入する必要はない。

紙の申請書では基本的な情報を申請の度に手書きで記入する必要があるが、「自治体申請ナビ」には共通項目を設定する機能があり、それらの基本情報を複数の申請書にまとめて記入できる。また導入前も導入後も、職員(管理者)が自身で申請入力画面をカスタマイズが可能。書式の差し替えや、入力画面での記入内容に応じた分岐ルールの変更、質問項目の修正や更新などをいつでも自由に行えるため、書式の更新や自治体ごとの個別の要望に柔軟に対応できる。

市民にとっても自治体職員にとっても便利で負担の少ない行政サービスにすることで、窓口での手続きを効率化。さらに、来庁者の滞在時間を減らし、コロナ禍における3密回避にも繋がる仕組みで、「スマート自治体」の実現を支援する。