2022年05月31日 15:35

「眼鏡市場」を全国展開するメガネトップは、任意団体「在日クルド人と共に」へ、防災用備蓄食品「サバイバルパン」96食分を寄付した。同団体は、在日クルド人を主として日本に暮らす外国籍の人々・外国にルーツのある人々の人権を守り、自立して健やかな生活が営めるよう支援。地域住民との相互理解を促進し、多民族・多文化の社会を作り出すことを目的として、教育支援、医療相談や交流・勉強会などの活動をしている。

日本では、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」が570万トン(農林水産省及び環境省「令和元年度推計」)と言われる。これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料援助量(2020年で年間約420万トン)の1.4倍に相当する。

メガネトップは、防災用備蓄食品の入れ替えに伴い、賞味期限が残っている食品を寄付することで、廃棄による食品ロスの回避となるだけではなく、支援を必要とする人の一助となると考えた。そこで、2017年より様々な形で活動支援を行っている「子供地球基金」に寄付先を紹介してもらうことで、この取り組みが実現した。

そのほか、「FREE FiT」シリーズの樹脂フレーム素材を、環境にやさしい植物由来を含む樹脂に変更、「おおきなめがねふき」の販売で得た収益の一部の寄付なども。加えて、十分な医療が届いていない地域での医療支援、失明を減らす活動行っている「OUI」と共同で、ケニア共和国へサングラス1156本を寄贈した。詳しくはこちら