2022年05月31日 12:50

翻訳業界大手のRWSグループ、SDLジャパンは、翻訳者向けの業界標準ツール「Trados Studio」の最新バージョン「Trados Studio 2022」を5月26日にリリース。ユーザの声に基づき数百の更新を行い、またクラウドとデスクトップの連携を強化した。

同社が展開する「Trados Studio」は、世界で27万人以上の翻訳者が利用し、業界内で80%以上ものシェアを誇る、翻訳支援ソフトウェア。過去の翻訳資産を蓄積し再利用することで、作業の効率化と翻訳品質の向上の両面からサポートする本ツールは、多くの翻訳者に利用されている。

Trados Studioにはクラウド機能が標準で搭載され、クラウドとデスクトップアプリケーションを組み合わせたハイブリッドな使用が可能。Trados Studio 2022では翻訳プロジェクトや翻訳メモリなどの翻訳リソースを簡単にクラウドにアップロードすることができるデザインとなり、クラウドとデスクトップの切り替えがさらにスムーズに。これにより、ハイブリッドな使用を加速し、どこでも作業が可能になる。

また、すでにサポートされている50種類以上のファイル形式に、多言語Excelファイル、多言語XMLファイルなど、新たな形式が追加された。加えて、さらに見やすく使いやすい画面となり、多くの作業時間を費やすエディタビューも改善。30日間無料トライアル版も用意。詳しくはこちら